5月15日
免許の更新に行く。明日〆切なのでその前日に行くというギリギリっぷり。毎度ながらギリギリにならないとやらない男。
日曜なので免許センターに行ったわけですが、相変わらずすごい人の数。
写真もその場で撮られてそのまま免許になっちゃうわけでいちおう鏡の前でチェック(なにもかわらないけど)。毎回ナイスガイに写るように心がけるわけですが、今回はなんか色がうすい。幸薄そうに見えるぞ。なんか普通で無難な写真でちょっとつまらない。
そして教室にはいって講習を受ける。僕は不良運転手なので2時間ですよ。2時間。長いです。
まずビデオを見せられる。その名も「悲しみは消えない」
正味30分ぐらいのビデオなのですが、内容がすごい。まるで2時間サスペンスのよう。
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技術畑の開発主任(永島敏行)が大手会社と契約を取り付ける
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夜、開発メンバーとお祝いの飲み会
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帰りにタクシーが混んでのでついつい自分の車を運転
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ハッと思ったら赤信号を直進。そしてそこにチャリを乗った人が!
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そのまま轢いてしまい、頭蓋骨骨折で死亡
この人が奥さんと子供(たぶん3歳くらい)がいて、
さらにマイホームを買ったばかりで、
残業を増やして帰りが遅くなった初日という設定
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拘置所にいる主人の変わりに奥さんが弔問に行くが追い返される
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子供が学校でいじめられる
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主人が会社を首になる
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賠償金が家を売った金と貯金をあわせても半分にもならないことが発覚
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以前も酒気帯び運転で事故を起こしてることもあって懲役の判決が出る
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奥さんがどうしようもなくなって線路に飛び込もうとする(子供にとめられて未遂)
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こんな感じで最後になればなるほど憂鬱になるドラマ。
エンドロールでは被害者の奥さんは内職してるし、被害者の子供は父の面影を見て寂しそうだし、加害者の主人が刑務所から出てきたら工事現場で働いてるし、被害者の娘は新聞配達してるし、息子の方は学校にいかなくなってるわで最後の最後まで明るい未来もない暗い結末で終わる。さらに挿入歌がさだまさしでこれがまた憂鬱さを強調。
影響を受けやすい自分としては見終わった後ゲンナリですよ。普通に運転するのもイヤになるくらいの効果うけまくりな自分。
これって神奈川だけじゃないと思うけど(埼玉県警作だし)、他で見たって話は聞かないなぁ。
違反者しか見れないわけで得したのか、見なくていいモノを見た気もするし複雑な気分。